- 建売住宅
建売住宅でカーテンレールは付いていない?費用相場や注意点を解説
2025年03月17日(月)

新築の建売住宅を購入して、いよいよ引っ越し!
新生活の準備を進めるなかで、「あれ?カーテンレールが付いていない?」と驚く方は意外と多いものです。
建売住宅は、比較的リーズナブルな価格で提供されるため、必要最低限の設備のみが設置されている場合があります。
そのため、カーテンレールは購入者が後から取り付けるケースもあるようです。
この記事では、建売住宅のカーテンレール事情や取り付け方法、さらにはカーテンの選び方まで詳しく解説します。
戸建てを購入したばかりの方や、これから新居の準備を進める方はぜひ参考にしてください。
目次
建売住宅にはカーテンレールが付いていないことが多い?
賃貸住宅には標準装備されていることが多いカーテンレールですが、建売住宅には付いていないことが少なくありません。
その理由は、主に以下の3つです。
コスト削減
建売住宅は価格を抑えるために、最低限の設備のみを設置して販売されることがあります。
カーテンレールは必須設備ではないため、最初から取り付けられていないことがあるようです。
購入者の好み
カーテンレールはデザインや機能にさまざまな種類があり、購入者の好みも異なります。
そのため、あらかじめ設置されていると「自分のイメージと違う」と感じる方も多く、後から自由に選べるようになっています。
注文住宅との差別化
注文住宅では施主が細かい仕様を決められますが、建売住宅はすでに完成した状態で販売されます。
そのため、オプションを極力減らし、シンプルな仕様にしていることが多いです。
建売住宅を購入する際は、標準仕様としてカーテンレールが付いているかどうかを事前に確認するようにしましょう。
カーテンレールの設置方法
カーテンレールの設置方法は、大きく分けて業者に依頼する方法と、自分で取り付ける方法の2つがあります。
それぞれのメリット・デメリットと費用相場、そしてどのような方におすすめかを解説します。
業者に依頼する場合のメリット・デメリットと費用相場
〇メリット
・仕上がりがきれいで、失敗のリスクが少ない
・専門の道具を使用するため、壁や下地を傷つけにくい
・窓のサイズや部屋の雰囲気に合ったカーテンレールを提案してもらえる
〇デメリット
・施工費用がかかる(費用は後述)
・予約が必要で、引っ越しスケジュールによってはすぐに対応してもらえないこともある
〇費用相場
・カーテンレール1本あたり 5,000円~15,000円(材料費込み)
・窓が多い場合は、総額 30,000円~100,000円 になることも
自分で取り付ける場合(DIY)のメリット・デメリットと費用相場
〇メリット
・費用を抑えられる
・好きなカーテンレールを自由に選べる
・自分のペースで作業を進められる
〇デメリット
・下地がない場所に取り付けると、しっかり固定できない
・失敗すると、壁に穴を開けてしまう可能性がある
・高い位置での作業が必要になるため、脚立などの準備が必要
〇費用相場
・カーテンレール1本 1,500円~5,000円(材料費)
・必要な工具(ドリルやネジ類)を揃えると 3,000円~10,000円 程度追加でかかることも
※費用は業者や材料を購入する販売店によって異なるため、事前に見積もりを取ることをおすすめします。
業者とDIY、どちらを選ぶべき?
・仕上がりの美しさを重視し、失敗したくない場合:専門業者への依頼がおすすめ
・費用を抑えたい、かつDIYが得意な場合:DIYでの取り付けがおすすめ
・高所作業に不安がある場合:無理せず専門業者に依頼するのがおすすめ
カーテンの選び方
カーテンレールを設置したら、次はカーテンを選びましょう。
カーテンを選ぶ際は、以下の点に注意すると、後悔のない選択ができます。
部屋の用途に合わせる
リビングや寝室など、部屋の用途に合わせて機能性やデザインを選びましょう。
日当たりの良い部屋には遮光カーテンを選ぶと、日差しを調整でき快適に過ごせます。寝室なら「遮光1級」、リビングなら「遮光2級」程度の遮光性が目安です。
窓のサイズに合わせる
窓のサイズに合ったカーテンを選びましょう。
カーテンのサイズを間違えると、窓にフィットせず見た目が悪くなります。幅・高さともに、正確に測定して購入しましょう。
必要な機能を選ぶ
遮光性、遮熱性、防音性など、必要な機能を選びましょう。
冬は暖房の効率性を高め、夏は涼しさを保つために、厚手のカーテンや裏地付きのものを選ぶと、光熱費の節約にもつながります。
また、カーテンはホコリや汚れが付きやすいので、ウォッシャブル(洗濯可能)タイプを選ぶとお手入れが楽になります。
熊本の建売住宅なら九建ホームへ
一部の建売住宅では、最初からカーテンレールが設置されている場合もあります。
実際に、当社の住宅ではカーテンレールが標準で付いているため、入居後すぐにカーテンを取り付けることが可能です。
しかし、多くの建売住宅ではカーテンレールが設置されていないことが多く、購入者自身で取り付ける必要があります。
設置方法としては、業者に依頼するかDIYで取り付ける方法があり、予算やDIYのスキルに応じて選択すると良いでしょう。
また、カーテン選びも重要なポイントです。サイズ・遮光性・デザインなどを考慮して選ぶことで、より快適な住まいを実現できます。
新居での生活を快適にスタートできるよう、カーテンレールの設置とカーテン選びはしっかりと準備し、新生活を楽しみましょう!