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住宅購入時にアパートから一軒家に引っ越しでやることリスト|手続きを中心に一覧で解説
2025年01月27日(月)
アパートから一軒家への引っ越しは、多くの人にとって人生の大きな転機です。
広々とした空間や庭、プライバシーを手に入れられる一軒家での暮らしは、多くの夢や希望を実現する場でもあります。
しかし、理想の新生活をスタートさせるためには、入念な準備と計画が欠かせません。
特に初めて一軒家に住む方にとっては、引っ越しに伴う手続きや新居での対応に戸惑うこともあるでしょう。
この記事では、引っ越しをスムーズに進めるための具体的なステップを、引っ越し前、引っ越し時、そして引っ越し後の3つの段階に分けて詳しく解説します。
計画的に進めることで、余計な手間を省き、新生活の始まりを思いきり楽しむためのヒントをお届けします。
※状況や物件によって、必要な手続きや準備は異なります。
目次
引っ越し前の手続きとやること
まずは住宅ローンの詳細条件を再確認しましょう。
返済計画や月々の支払い額を明確にし、住宅ローンと現在の家賃が重ならないよう、家計への負担を抑えた計画を立てることが大切です。
1.賃貸契約の解約手続き
・賃貸契約の解約通知
一軒家への引っ越しに伴い、現在の賃貸住宅の解約手続きを行いましょう。
管理会社や大家さんに解約の意思を早めに伝えることが重要です。
一般的に、解約通知は1カ月前までに行う必要があります。
併せて、退去時の清掃費用や原状回復の条件についても確認しておきましょう。
2.引っ越し準備
・引っ越し業者の選定と予約
繁忙期(3月や9月)は予約が取りづらいため、早めに手配しましょう。
複数の業者から見積もりを取り、料金やサービス内容を比較検討することが大切です。
・荷物の整理と断捨離
新居で快適に過ごせるよう、アパートでたまった不要品を整理しましょう。
フリマアプリやリサイクルショップを活用すると、処分と同時に引っ越し費用の足しにもなります。
・引っ越し用資材の準備
ダンボールやガムテープ、緩衝材などを用意します。
引っ越し業者によっては、これらの資材を無料で提供してくれる場合もあるので、事前に確認しておきましょう。
3.ライフラインの手続き
・電気・ガス・水道の解約と新居での契約
アパートで使用していたライフラインを解約し、新居での契約手続きを行います。
解約日と使用開始日が重ならないよう、注意してスケジュールを調整しましょう。
なお、新居の契約については、住宅メーカーが契約の手続きを進めてくれるところもありますので、確認しておくと安心です。
・インターネット環境の移設手続き
新居でインターネットを利用するために、工事が必要な場合があります。
引っ越し前にプロバイダーに連絡し、スケジュールを調整しておきましょう。
4.住所変更手続き
・郵便物の転送届
郵便局で転送サービスを申し込み、旧住所宛ての郵便物が新居に届くように設定します。
・各種契約の住所変更
銀行口座、クレジットカード、保険、運転免許証など、重要な契約の住所変更をリストアップしておきましょう。
サブスクリプションサービスや通販サイトなどの住所変更は手間がかかるため、まずは郵便物の転送を依頼し、落ち着いてから順次変更していくのがおすすめです。
引っ越し時の手続きとやること
次に引っ越しとほぼ同時に行う手続きを紹介します。
特に、新居の傷や汚れの確認は、引渡しまでに済ませておくことが大切です。
1.荷物の運搬
・荷物の整理と準備
引っ越し前にすべて終わらせるべきだと思われるかもしれませんが、引っ越しの直前まで生活しています。
なるべく早めに終わらせた方がいいのは間違いありませんが、引っ越し業者が来る前日や当日まで使用する生活用品は、すぐに運べるようにまとめておきましょう。
・荷物の積み込みと搬入の確認
業者に任せる場合でも、荷物の破損や紛失を防ぐため、積み込み時と搬入時には立ち会って内容をしっかり確認しましょう。
・貴重品や重要書類の管理
貴重品や重要書類は他の荷物と分けて自分で管理することが大切です。引っ越し中に紛失しないよう十分に注意しましょう。
2.新居での初期確認
・傷や汚れのチェック
引っ越し直後に新居の傷や汚れを確認し、必要に応じて写真を撮影しておくことで後々のトラブルを回避できます。
入居後に発覚すると、どちらの責任か分からなくなるため、引渡し前にチェックすることをおすすめします。
・ライフラインの稼働確認
電気・ガス・水道が問題なく使用できるか確認しましょう。
ガスの開栓には立ち会いが必要な場合があるため、事前に確認しておくと安心です。
3.郵便物の転送依頼
・郵便局での転送設定の確認
転居前に申し込んでおいた郵便物転送が正しくできているか、新居で郵便物が届くかを確認します。
4.近隣へのあいさつ
・新居周辺へのあいさつ回り
近隣住民にあいさつをしておくことで、今後の良好な関係を築くきっかけになります。簡単な手土産を持参するのもおすすめです。
引っ越し後の手続きとやること
最後に、引っ越し後に行う手続きを紹介します。
中には急がなくてもよいものもありますが、手続きによっては期限が定められているものもあるため、計画的に進めましょう。
1.日常生活の整備
・ゴミ出しルールの確認
一軒家では地域ごとにゴミの分別や回収ルールが異なるため、早めに確認しておきましょう。
分別方法や回収日をカレンダーに記載しておくと便利です。
・庭や駐車場の管理
庭の手入れや駐車場の使用ルールなど、アパート暮らしではなかった管理項目が増えます。
日々のメンテナンスを意識し、快適な生活を維持しましょう。
2.その他の手続き
・役所での転出・転入手続き
住民票の移動や国民健康保険の住所変更など、役所での手続きを済ませます。必要に応じて印鑑登録の変更も行いましょう。
手続きのタイミングは住宅メーカーや自治体によって異なる場合があるため、事前に確認が必要です。
・ペットの登録変更
ペットを飼っている場合、自治体に登録している情報を新住所に更新しましょう。
予防接種の証明書も新しい住所に変更します。
・マイナンバーと運転免許証の住所変更
マイナンバーカードや運転免許証の住所変更手続きも忘れずに行いましょう。
これらの手続きは役所や警察署で対応可能です。
3.新しいコミュニティへの参加
・地域の行事や活動の確認
地域の自治会や行事への参加を検討し、コミュニティの一員として交流を深めるきっかけを作りましょう。
・防災訓練や避難場所の確認
地域の防災訓練や避難場所を確認し、万が一に備えておくことが大切です。
4.新居のメンテナンス
・定期的な点検の計画
屋根や外壁、排水口などの定期点検を計画し、必要に応じて購入したメーカーや専門業者に依頼しましょう。
なお、メーカー以外に依頼した場合、保証が適用されない可能性があるので注意が必要です。
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引っ越しは大変な作業ですが、新しい一軒家での生活は、その苦労を忘れさせるほどの喜びをもたらしてくれます。
この記事を参考にして、一つ一つの手続きを丁寧に進めることで、スムーズに引っ越しを終え、新生活を気持ちよくスタートさせることができるでしょう。
一軒家ならではの広々とした空間や庭のある暮らしは、アパートでは得られにくかった自由や快適さを実感させてくれるはずです。
新しい生活への期待を胸に、思いきり楽しんでください。