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建売住宅購入で現金一括払いを選ぶメリットとデメリット、手続き方法を徹底解説

2024年11月07日(木)

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住宅を購入する際、一般的には住宅ローンを利用する方が多いですが、現金一括払いを選ぶ方もいらっしゃいます。

現金一括払いにはメリットがある一方で、注意すべきデメリットもあります。

現金で支払うべきか、ローンを利用するべきか迷う方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、住宅購入における現金一括払いのメリットとデメリット、そしてその手続き方法について詳しく解説します。

住宅購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

住宅購入は人生の中でも大きなイベントですので、後悔のないようにしましょう。

現金一括払いのメリット

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まずは、現金一括払いのメリットを紹介します。

利息の負担がない

住宅ローンを利用する場合、借入金に対して利息を支払う必要がありますが、現金一括払いを選べば利息は一切かかりません。

住宅ローンは、例えば40年ローンなど長期の返済が一般的です。

返済が長期化するほど支払う利息も増えるため、支払総額が抑えられるのは現金一括払いの最大のメリットと言えるでしょう。

購入から入居までが早い

現金一括払いでは、住宅ローンを組む際に必要な複雑な手続きが不要です。

ローン審査や書類の提出、金融機関とのやり取りなどが一切なく、手続きが非常にスムーズに進みます。

購入時の諸経費が少ない

現金一括払いにより、利息だけでなく購入時の諸経費も、住宅ローンを利用する場合より抑えることができます。

住宅ローンを利用しないため、金融機関に支払う融資手数料、保証会社への保証料、金銭消費貸借契約書に添付する印紙代なども不要になります。

現金一括払いのデメリット

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一方で、現金一括払いには以下のようなデメリットも存在します。

購入直後の生活が厳しくなる可能性がある

住宅を現金で一括購入すると、大きな金額を一度に支払うため、生活資金に余裕がなくなる可能性があります。

特に緊急時の出費を考慮し、万一に備えた資金が確保できる範囲で一括購入を検討することが大切です。

火災保険などの加入忘れ

住宅ローンを組んで住宅を購入する場合、火災保険の加入が条件となる金融機関があり、自然に加入手続きを行う機会があります。

これに対し、現金一括購入の場合、火災保険の加入が完全に任意となるため、加入を見落としてしまう可能性があります。

住宅ローン控除が適用されない

住宅ローンを利用した場合、「住宅ローン控除」という税制優遇が適用されることがあります。

これは住宅ローンの金利負担を軽減するために、13年間にわたり所得税から一定の金額が控除される制度です。

控除しきれない分は住民税からも差し引かれるため、節税効果が高くなります。しかし、現金一括払いではこの控除を受けられません。

現金一括払いの手続き方法

現金一括払いの手続き方法

ここでは、現金一括払いで住宅を購入する際の流れを説明します。

1.物件を選ぶ

まずは、購入を希望する物件を選定します。

このとき、現金一括払いを希望していることを不動産業者に伝えておくと、手続きがスムーズに進む場合があります。

2.売買契約の締結

物件が決まったら、売買契約を締結します。

3.決済日の設定

売買契約後、決済日や引き渡し日を決定します。通常、手付金や契約金を支払った後に残金を一括で支払う流れになります。

4.残金の支払い

決済日には、購入代金の残金を全額支払います。残金の支払いと同時に名義変更が行われ、正式に住宅の所有者となります。

現金一括払いを選ぶべきかの判断基準

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現金一括払いを選ぶかどうかは、個々の経済状況やライフプランに大きく依存します。

以下のポイントを参考に、自分に合った選択肢を検討してください。

十分な貯蓄があるか

住宅購入後も生活費や緊急資金が十分に確保できるかを確認しましょう。

支払い後に貯金が残っていることが理想ですが、職場の倒産や病気など、急な出費に備えるための現金も確保しておくことが重要です。

それでも資金繰りに余裕がある場合は、現金一括払いが生活を圧迫しない選択肢となるでしょう。

他の投資と比較してどうか

住宅購入以外に魅力的な投資先がある場合、その利回りやリスクを考慮し、現金をどこに投資するのが最善かを慎重に検討することが重要です。

将来の収入や支出の見通し

一戸建ての購入は新しい生活のスタートであると同時に、さまざまなライフイベントも控えています。

将来的な収入や支出を考慮し、資金をどのように運用すべきかを判断しましょう。

特に、子どもの教育費や老後の資金計画も加味して選択することが大切です。

熊本の建売住宅購入なら九建ホームへ

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住宅購入における現金一括払いには、利息が不要で手続きが簡単などの多くのメリットがあります。

しかし、一方で資金繰りの悪化や流動性の低下、税制上の優遇を受けられないといったデメリットもあります。

どちらの支払い方法を選ぶかは、ご自身の資金状況やライフプランによって異なります。

九建ホームでは、プロの視点からお客様一人ひとりのご希望に合ったプランをご提案いたします。

「こんな家に住みたい」「こんな暮らしがしたい」など、住宅に関することなら何でもお気軽にご相談ください。

理想の住まいと暮らしの実現を、私たちがお手伝いいたします。

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