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家を買うなら一戸建てとマンションどっち?メリット・デメリットを比較

2024年10月15日(火)

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住宅を購入する際「一戸建て」と「マンション」のどちらを選ぶべきかは、多くの人にとって大きな悩みの種です。

それぞれに異なる魅力や特徴があり、ライフスタイルや家族構成、将来の計画によって最適な選択は異なります。

現在、実際にどちらが良いかで悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回の記事では、一戸建てとマンションのメリット・デメリットを詳しく比較し、住宅購入を検討する際の参考にしていただけるように解説します。

ぜひ最後まで読んでご参考になさってください。

ご自身に合った選択をすることで、購入後に後悔をすることのないようにしましょう。

一戸建てのメリット

一戸建て

一戸建てが向いている人もいれば、マンションが向いている人もいることは承知の上で、まずは一戸建てのメリットについて解説します。

プライバシーが確保しやすい

一戸建ては、建物すべてが自分のものとなるため、マンションと比べてプライバシーが守られやすいという利点があります。

隣の家と壁一枚ということもないため、隣の家の音が気になることはほぼないでしょう。

子どもが家の中を走り回っても、近所迷惑になる心配は少なくなります。

また、マンションではペットの大きさや頭数に制限があったり、そもそもペット飼育が禁止されている場合もありますが、一戸建てではそのようなルールもなく、自由にペットとの暮らしを満喫できます。

資産運用に役立つ

土地は時間の経過とともに劣化することがないため、価値が下がりにくいのが一般的です。

一戸建ては土地と建物が一体となっているため、資産価値が下がりにくいとされています。

特に土地は建物に比べて資産価値の維持が容易であり、長期的な投資としても魅力的です。

駐車場などの確保が簡単

マンションでは建物すべてを自分のものにできないため、駐車場などの屋外スペースを確保するのが難しい場合があります。

場合によっては、少し離れた場所に月極駐車場の契約が必要なケースもあります。

一方、一戸建ては庭も含まれているため、購入時に必要なスペースを簡単に確保できます。

庭や駐車場でBBQを楽しみたい方には、マンションよりも一戸建ての方がおすすめです。

マンションのメリット

マンション

次に、マンションのメリットを解説します。

立地が良い傾向にある

駅周辺などは容積率が高く、高層建築物の建設が可能なため、便利な立地に位置するマンションが多いです。

交通機関へのアクセスも良好で、通勤がしやすく、利便性が高いのが魅力の一つです。

セキュリティが充実している

マンションは多くの住民がいるため、トラブルを防ぐためのセキュリティが充実していることが多いです。

オートロックや共用部分の監視カメラ、さらには有人での管理が整っており、安心して暮らすことができるでしょう。

共用部分の充実

マンションの魅力の一つとして共用部分の設備があります。

トレーニングルームやキッズルームなどがある場合は、他の住人の方との交流を楽しむことができるかもしれません。

また、高層階では眺望や採光も期待でき、快適な生活が送れるでしょう。

一戸建てのデメリット

一戸建てのデメリット

続いて、皆さまが気になっているであろうデメリットについて解説します。

自由すぎる

一戸建てでは、建物の外壁や屋根、庭の手入れなどを自分で行う必要があり、ある程度の資金計画を立てておくことが必要です。

またメンテナンスのタイミングや内容はすべて自由に決めることができる反面、どこをどのように手入れすべきかを考えるのが面倒に感じる方には、デメリットとなるでしょう。

防犯性がマンションに劣る

マンションは有人管理や防犯カメラ、オートロックなどのセキュリティ設備が充実しており、比較的高い防犯性を誇ります。

一方で、一戸建てはその点でマンションに劣るため、防犯対策をしっかりと行う必要があります。

マンションのデメリット

マンションのデメリット

最後に、マンションのデメリットを解説します。

騒音問題

同じ建物内に多くの住人が暮らしているため、上の階から聞こえる生活音や共用部分での話し声などが気になることもあります。

また、自分自身も他の住人の目を気にする必要があり、部屋で自由に子どもを遊ばせることが難しくなる可能性があります。

その結果、騒音が原因でトラブルに発展することも考えられます。

管理費や修繕積立金が必要

マンションでは、毎月の管理費や修繕積立金、駐車場代などを支払う必要があります。

管理体制や修繕計画によって金額は異なりますが、住んでいる間は支払いが必要です。

管理体制や修繕計画によって金額は異なりますが、長期間にわたって払い続けることになるため、トータルでかなりの金額になることがあります。

さらに、大規模修繕が行われる際には追加費用が発生することもあります。

なお、管理費や修繕積立金は、使用の有無にかかわらず返金されません。

ランニングコストが高くなることを考慮し、住宅ローン以外の費用も計画的に考える必要があります。

ご自身に合った住宅を選択することが大事

建具など住宅内部に関するチェックポイント

マンションと一戸建ては、それぞれに異なる魅力と課題があります。

都市生活の利便性やセキュリティを重視する方にはマンションが向いていますが、プライバシーや自由度、将来的な資産価値を重視する方には一戸建ての方が向いている場合もあります。

最終的な選択は、個々のライフスタイルや将来の計画、家族構成、そして資金計画によって異なります。

自分にとって何が最も重要かを明確にし、それに基づいて慎重に判断することが大切です。

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