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建売住宅の断熱性能?注意点や購入前に見るべきポイントを紹介!

2023年09月29日(金)

断熱性能

マイホームづくりにおいて「断熱」は非常に重要な位置を占めています。断熱が不十分だと「冬寒く」「夏は暑い」住宅になってしまい、なかなか快適に過ごせません。

では「断熱」は、住宅においてどのような意味があるのでしょうか?

この記事では、断熱効果のメリットや断熱材の種類などをご紹介します。マイホームを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

建売住宅とは

建売住宅

建売住宅とは、土地と住宅をセットで販売する住宅のこと。建売住宅の中でも、まとまった土地を複数区画に分けて、同じような仕様の住宅を何棟か建てて販売するものを分譲住宅といいます。住宅が完成してから販売する場合もあれば、施工中の段階で販売する場合もあります。

建売住宅は断熱性能が低い?

建築中の家

建売住宅を検討されている方の多くは、質の良いモノを予算内で買いたいと考えているのではないでしょうか。

建売住宅では「価格」と「コスパ」のニーズが高いため、メーカー側としてもその要望に応え、コストを抑えて十分な断熱性能を備えていない住宅を販売している場合もあります。

しかし最近では災害なども多く、建売住宅であっても性能が良い住宅を希望されている方が増えてきています。「高気密高断熱」等住宅性能に力をいれるメーカーが増えているので、建売住宅が必ずしも断熱性能が低いとはいえません。

断熱等級とは

正式名称は「断熱等性能等級」といい、住宅の断熱性能と省エネ性能を示すための基準です。「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」で規定されています。

現在、断熱等級は1〜7の7段階あり、数字が大きいほど断熱性が高く省エネであることを示しています。

1999年以降、断熱等級は等級4まで定められていましたが、2022年に改定され、等級5・6・7が新設されました。

2025年から断熱等性能等級4を義務化

2022年までは最高基準であった断熱等級4が、2025年4月からは全ての新築住宅に対し最低基準として義務付けられます。

政府方針で「2025年度以降新築する全建築物に省エネ基準への適合を義務付けること」が発表されたためです。

購入前に注意するポイント

結露

断熱性の高い家は、冷暖房効率があがり、空調のない部屋でも一定の快適性が保たれます。また、部屋の温度差が少なければ結露もしにくくなります。

しかし、「高気密高断熱」というワードには基準がないので、住宅メーカーの考える高気密高断熱と、あなたが認識している高気密高断熱には違いがあるかもしれません。

内覧でわかるようなものでもないので、マイホームを購入の際には以下を注意しましょう。

断熱等級の確認

2022年時点までは等級4が最高ランクでしたが、その後の法改正により等級7まで引き上げられました。

等級だけでは十分か否かの判断は難しいですが、HEAT20という断熱基準によると、等級4は「冬の室内の最低体感温度が8℃を下回らない程度」とされています。技術的に劣っていた時代と比べると等級4でもかなり断熱性能が向上しているといえるでしょう。

ただし2030年には義務化の基準が等級5に引き上げられる計画もあります。新築する際の義務なので住む分には問題ありませんが、等級4の住宅は制度上「基準以下」になってしまう可能性があります。

断熱材の確認

使われている断熱材の種類も確認しておきましょう。マイホームとは長い付き合いになるので、使われている断熱材の耐久性など特徴を把握しておくと、メンテナンスの際にも役立ちます。

ビーズ法ポリスチレンフォームの特徴

ポリスチレン樹脂に炭化水素系発泡剤や難燃剤などを添加した発泡性ポリスチレンビーズを金型内で蒸気により加熱発泡・融着させて成形した断熱材。水や湿気に強く、軽くて緩衝性の高い断熱材で、施工性にも優れています。

  • 高い断熱性・耐水性があり、加工がしやすい
  • 軽量で衝撃吸収性に優れている
  • 燃えにくく、燃えた際の有毒性が低い
アクアフォームの特徴

アクアフォームは、温室効果の大きいフロンガスを使わず、水を使って現場で発泡させる断熱材。水を含むポリオールとイソシアネートを混合することで発生する炭酸ガスを発泡剤として使用する、人と地球に優しい硬質ウレタンフォーム素材です。

  • 優れた断熱性能
  • 断熱材を吹き付けるので隙間を作らない
  • 吸音性がある
  • 環境に配慮
また他にも

グラスウール、ロックウール、セルロースファイバー、ウレタンフォームなどがあります。

内覧で実際に肌で感じてみる

上記の数値や素材などは調べたらわかるかもしれませんが、実際に寒いと感じるか暑いと感じるかは人それぞれです。
内覧だけで判断できる暖かさは限られてきますが、それでも実際にお家の中に入って肌で感じてみることをおすすめします。

その時に不明な点があったら遠慮なく聞いておきましょう。

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